新型アクア(2代目 MXPK10)にスタッドレスタイヤを検討されている方へ。
この記事では、ヨコハマのアイスガード7 IG70を中心に、14インチのホイールセットを購入する際のポイントを詳しく解説していきます。
特に以下のような方に役立つ内容となっています。
- 新型アクア(2代目 MXPK10)にスタッドレスタイヤを検討中の方
- ヨコハマのアイスガード7 IG70に興味がある方
- 14インチのホイールセットをお探しの方
- できるだけお得に購入したい方
タイヤ専門店で10年働いた経験をもとに、実用的なアドバイスをお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
新型アクア MXPK10のサイズを徹底解説

スタッドレスタイヤを購入する前に、まず確認することがあります。
アクアには現在2つの世代があり、それぞれタイヤサイズが異なるため、購入前に必ず確認が必要です。
- 初代アクア NHP10(2011年12月-2021年7月)
- 2代目アクア MXPK10(2021年7月-)← この記事の対象
この記事では、2代目の新型アクアMXPK10について詳しく解説していきます。
もし初代アクアNHP10をお持ちの方は、タイヤサイズが異なりますので、別の記事をご覧いただく必要があります。
車検証で型式を確認してから、適切な記事を選んでくださいね。
新型アクアの14インチ仕様(グレードB)

新型アクアには、グレードによって14インチから16インチまでのタイヤサイズがあります。
今回解説するのは、グレードBに標準装着されている14インチのスタッドレスタイヤについてです。
まずは、あなたの車のタイヤサイズが14インチであることを確認してください。
タイヤの側面を見れば、サイズが記載されています。
タイヤ・ホイールサイズ
グレードBの具体的な仕様は以下の通りです。
スタッドレスタイヤを購入する際は、これらの数値が合っているかを必ず確認してください。
- 型式:6AA-MXPK10
- 年式:2021年7月~
- タイヤサイズ:175/70R14
- ホイールサイズ:14×5.5J
- ホール数:4穴
- PCD:100
- インセット:40
これらの数値が一つでも違うと、ホイールが装着できない可能性があります。
特にPCDとホール数は重要ですので、ホイールセットを購入する際は必ず適合確認を行ってください。
グレード別のサイズ一覧
アクアには他のグレードもあり、それぞれタイヤサイズが異なります。
ご自身の車両のタイヤサイズを必ず確認してください。
グレードは車検証や取扱説明書で確認できます。
もし不明な場合は、ディーラーに問い合わせれば教えてもらえます。
アクアのナットサイズ

ホイールセットを購入する際、意外と忘れがちなのがホイールナット。
社外品ホイールを装着する場合、純正のナットは使用できず、テーパーナットが必要になります。
アクアのホイールナット仕様は以下の通りです。
- サイズ:M12×1.5
- 二面幅:21HEX(21mm)
- 必要個数:16個(1台分)
ホイールセットを購入する際は、セットにナットが含まれているか確認し、含まれていない場合は別途購入してください。
ナットがないと車に装着できませんので、忘れずにチェックしましょう。
⇒ アクアのスタッドレスのホイールナットのサイズと選び方
アイスガード7(IG70)を選ぶ理由
ヨコハマタイヤのアイスガード7は、2021年9月に発売されたスタッドレスタイヤの最新モデルです。
従来モデルのアイスガード6から大きく進化しており、特に氷上性能が注目されています。
では、具体的にどのような特徴があるのか見ていきましょう。
主な特徴
性能面の進化
従来モデルと比較して、以下のように性能が向上しています。
数値で見ると、進化の大きさがよく分かります。
- 氷上制動性能:14%向上(従来モデル比)
- 雪上制動性能:3%向上
- タイヤの耐久性:向上
特に氷上制動性能の14%向上は大きな進歩です。
凍結路面でのブレーキング時に、より短い距離で止まれるということは、安全性が大幅に高まったことを意味します。
技術的な特徴
この性能向上を実現したのが、新素材「ウルトラ吸水ゴム」の採用です。
凍結路面には薄い水膜ができており、これがタイヤのグリップを低下させる原因となっています。
ウルトラ吸水ゴムは、この水膜を効果的に除去することで、タイヤと路面の密着性を高め、氷上グリップ力を大幅に向上させています。
実際の使用感
実際に使ってみてどうなのか、使用者の声や私自身の経験をもとにお伝えします。
カタログスペックだけでなく、実際の使用感も参考にしてください。
氷上性能
凍結路面でのグリップ力は高く、安定感があります。
急ブレーキをかけた時の制動距離も短く感じられ、安心して運転できます。
圧雪路面でもしっかりとした接地感が得られ、カーブでも不安を感じることは少ないでしょう。
静粛性
スタッドレスタイヤは構造上、夏タイヤよりもロードノイズが大きくなりがちです。
しかし、アイスガード7は比較的静かな部類に入ります。
乾燥路面でのロードノイズも比較的抑えられており、長距離運転でも疲れにくいと感じました。
ただし、使用感は走行する道路環境や運転スタイルによって変わります。
購入前には、実際に使用したユーザーのレビューを複数確認することをおすすめします。
コストを抑えたい方へ
もし予算を抑えたいとお考えなら、旧モデルのアイスガード6(IG60)も選択肢に入れてみてください。
最新モデルほどの性能はありませんが、基本的な冬道走行には十分な性能を持っています。
価格が安くなっているため、予算重視の方には良い選択肢です。

アイスガード7 IG70の175/70R14の最安値価格

アクアの14インチのホイールとアイスガード7のセット価格をチェックしてみました。
価格や在庫は変動するため、最新情報を確認してください。
楽天価格
⇒ アクア K10 アイスガード7 175/70R14 ホイールセット
アマゾン価格
⇒ アクア K10 アイスガード7 175/70R14 ホイールセット
ヤフーショッピング価格
⇒ アクア K10 アイスガード7 175/70R14 ホイールセット
価格はホイールの種類や在庫によっても変わります。
社外品ホイール装着時には、ホイールナットも必要になります。
ホイールセットの購入方法

ネット通販でホイールセットを購入すると、ホイールとタイヤが組み付けられた状態で自宅に届きます。
店舗で購入するよりも価格が安いことが多いですが、いくつか注意すべきポイントがあります。
失敗しないための確認ポイントを見ていきましょう。
購入前の必須チェック項目

ネット通販で失敗しないために、以下の5つのポイントを必ず確認してください。
これらを怠ると、「届いたタイヤが装着できない」というトラブルにつながります。
1. サイズの確認
最も重要なのが、サイズの確認です。車検証で型式・年式を確認し、実際のタイヤサイズも確認してください。
タイヤの側面には「175/70R14」という数字が刻印されているはずです。
サイズが合わないと物理的に装着できませんので、ここは慎重に確認しましょう。
2. 適合車種の確認
ホイールセット購入時は、商品説明に「アクア MXPK10対応」または「適合車種:アクア(2021年7月~)」と記載があるか必ず確認してください。
同じ14インチでも、車種によってホール数やPCDが異なるため、装着できない場合があります。
3. タイヤの種類
スタッドレスタイヤとサマータイヤ、オールシーズンタイヤは見た目が似ていることがあります。
特に初めてネットで購入される方は、商品名に「スタッドレス」や「WINTER」といった文字があるか、しっかり確認してください。
間違えて夏タイヤを購入してしまうと、冬道では危険です。
4. 販売店の信頼性
ネット通販では様々な店舗がタイヤを販売していますが、中には評価の低い店舗もあります。
レビュー評価が高く、配送日時が明確な店舗を選びましょう。
大手通販サイトの利用がおすすめです。
過去の購入者のレビューを読むと、発送の速さや梱包の状態、カスタマーサポートの対応など、参考になる情報が得られます。
5. ホイールナット
社外品ホイールにはテーパーナットが必要です。
セットに含まれていない場合は別途購入してください。
ナットがないと車に装着できませんので、購入を忘れないようにしましょう。
最新価格の確認方法
在庫状況と価格は日々変動していますので、以下の主要通販サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
- 楽天市場
- Amazon
- Yahoo!ショッピング
検索キーワードは「アクア MXPK10 アイスガード7 175/70R14 ホイールセット」で検索してみてください。
価格はホイールのデザインや在庫状況によって大きく変わります。
同じタイヤでも、ホイールの種類が違えば数万円の差が出ることもありますので、複数の商品を比較検討することが大切です。
楽天価格
⇒ アクア K10 アイスガード7 175/70R14 ホイールセット
アマゾン価格
⇒ アクア K10 アイスガード7 175/70R14 ホイールセット
ヤフーショッピング価格
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取り付けについて

ネット通販で購入したホイールセットが届いたら、次は車に取り付ける作業が必要です。
取り付け方法は大きく分けて2つあります。あなたの状況に合わせて選択してください。
ネット購入後の取り付け方法
自分で取り付ける場合
車のタイヤ交換に慣れている方なら、ジャッキとレンチを用意して自分で脱着作業を行えます。
作業時間は30分から1時間程度です。
ただし、安全のため平らな場所で作業し、ジャッキアップ時は必ず輪止めを使用してください。
作業に自信がある方向けの方法です。
プロに依頼する場合
自分での取り付けに自信がない方や、時間がない方は、以下のような場所で取り付け作業を依頼できます。
- カーショップ(オートバックス、イエローハットなど)
- タイヤ専門店
- ガソリンスタンド
- ディーラー
取り付け工賃は店舗により異なりますが、4本で3,000〜8,000円程度が目安です。
大手カーショップでは、ネット購入したタイヤの持ち込み取り付けサービスを提供しているところもあります。
ただし、持ち込みの場合は通常よりも工賃が高くなることがありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
※タイヤのみを購入したい方は別記事の「アクアにタイヤを購入して組み替える方法」を参考にしてください。

タイヤメーカーの選択肢とブランド

スタッドレスは、さまざまなメーカーから販売されています。
ブリヂストン
スタッドレスタイヤの代名詞とも言えるブリザックシリーズです。
氷上性能の高さで定評があります。
- ブリザックVRX3:2021年発売の最新モデルで、氷上性能はスタッドレスタイヤの中でもトップクラスです。特に氷上でのブレーキング性能に優れており、安全性を最優先する方におすすめです。価格は少し高めですが、その分の性能は確実に感じられます。
⇒ ブリザックVRX3 - ブリザックVRX2:1世代前のモデルで、価格がこなれてきています。氷上性能は高く、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。予算を抑えたい方におすすめです。
⇒ ブリザックVRX2
ダンロップ
バランスの取れた性能が魅力のウインターマックスシリーズです。
- ウインターマックス03(WM03):最新モデルで、氷上性能と雪上性能のバランスが良いタイヤです。価格も比較的リーズナブルで、長持ちするという評価も多く、トータルでのコストパフォーマンスを考える方に向いています。
- ウインターマックス02(WM02):旧モデルで、さらに価格が安くなっています。初めてスタッドレスタイヤを購入する方や、予算を重視する方におすすめです。基本性能はしっかりしているので、日常使いには十分です。
⇒ ダンロップ ウインターマックス02
この記事では14インチ(グレードB)について解説してきましたが、アクアには他のサイズもあります。
- 15インチ:グレードX用
- 16インチ:グレードZ、Z Raffine用
各サイズの詳細については、別記事で詳しく解説していますので、こちらをご参照ください。
■ 15インチのスタッドレスタイヤはこちらの記事
⇒ ブリジストン ブリザックVRX2
⇒ ブリジストン ブリザックVRX3
⇒ ダンロップ ウインターマック03
⇒ ヨコハマ アイスガード6
⇒ ヨコハマ アイスガード7
⇒ 中古のスタッドレス
まとめ
新型アクア(グレードB)に175/70R14のアイスガード7を装着する際、押さえておきたいポイントをまとめます。
購入前に、もう一度これらの項目を確認してください。
- 車両情報を正確に確認する(型式:6AA-MXPK10、タイヤサイズ:175/70R14)
- 在庫状況は流動的なので、複数サイトをこまめにチェックする
- 適合確認は必須(商品説明にアクアMXPK10対応の記載があるか)
- ホイールナットも忘れずに購入する(社外品ホイールにはテーパーナットが必要)
- 在庫がない場合は代替タイヤも検討する(アイスガード6、ブリザック、ウインターマックスなど)
スタッドレスタイヤは、冬の安全走行に欠かせないアイテムです。
雪道や凍結路面での事故を防ぐためにも、早めの準備を心がけてください。
特に初雪の時期は、スタッドレスタイヤの需要が急増して品薄になりがちです。
余裕を持って購入しておくことをおすすめします。
この記事が、あなたのスタッドレスタイヤ選びの参考になれば幸いです。しっかり確認して、最適なタイヤを選んでください。
【適合車種:トヨタ アクア(K10系 14インチ装着車)2021-】 ヨコハマ アイスガード セブン IG70 175/70R14 84…